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ファイヤーキングのお話

日本でも大人気のファイヤーキング
食卓でもキッチンでも使える様々な種類の食器があります。

1942年から1976年まで、アメリカのオハイオ州にある
アンカーホッキング社のガラス製品のブランドです。
高度経済成長の時代には大量に生産され、
その当時は多くの一般家庭で普段使いに使われていましたし、
業務用食器や企業との広告媒体としても多くの食器が生産されていました。

電子レンジやオーブンでも使える耐熱ガラスは
厚ぼったく丸みのあるデザインが多い為、頑丈で割れにくく、
ふんわりとした柔らかい独特の色合いやフォルム、
また企業広告などの見ていても楽しい絵柄など、
機能面だけでなくディスプレイしてインテリアとしても
存在感のあるファイヤーキングの魅力はつきませんね。

傷やエラーなど同じ製品でも微妙に大きさのばらつきがあったりします。
ガラスの練りムラや色ムラ、白い斑点や歪み、プリントのずれなど製造時に
出来たものがあります。
またヴィンテージの性質上、同じデザイン、同じシリーズでもチップやクラック、
カトラリスクラッチなど個々のコンディションは異なります。
詳細はホームページの商品説明でご確認下さいませ。

眺めて楽しむのもいいですが、やはり実際に使って頂いた方が
ファイヤーキングの良さを分かって頂けると思います。
ヴィンテージ製品の為、傷などもありますが、
それも風合いや味とご理解頂いて普段使いに
ガンガン使って頂けたらと思います。

以前、傷がたくさんあり売り物にならないDハンドルマグを
レジの片隅に置いていたのですが、『是非譲ってほしい』と
おっしゃられた熱狂的なコレクターの方もいました。

2011年にファイヤーキングジャパンが設立され復刻版が
生産される事になりましたが、やはりヴィンテージには
ヴィンテージにしか味わえない歴史の重みがありますね。

製造中止から約37年経った今も多くのファンに愛されている
ファイヤーキングはヴィンテージ食器初心者の方にもオススメです!

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